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初心に還る

2015.03.01 (Sun)

先月、久しぶりに
作品撮りをしました。

初めての撮影から比べたら
チーム全員の環境も変わり

パワーアップしての再集結は
とても楽しみなものでした。

ところが。

でき上がった写真は
全く納得できないもので。

何がそんなに嫌なのか、
ずーっと考えていました。

結論としては
「この写真、ヘアメイクさん
要らないでしょ」。

作品を見て「このヘアメイク凄い!」と
感じさせるものがない。

進化していくチームの中で
取り残されていく、寂しさでした。

そんな心理も影響したのか
体調を崩しました。

即日で結果の出る検査の結果
念のため再検査を勧められました。

絶対、という程ではないけれど
最悪のことを想定して、
検査を勧めるのは
医者の仕事、とのこと。

絶対じゃないならどうしよう、
避けるべき最悪の状況って
なんだろう、と考えたときに

結婚して何年も経たずに
妻に先立たれたら
夫がかわいそうだなあ、とか

親より先に死んだら
あまりに親不孝だなあ、とか

自分のための理由が
思いつかないことに
愕然としたのでした。

(死を考える程の状態である確率は
ものすごく低いとは思いますが、
人間誰しも確率0ではない限り
時々は考えておくべきかと)

特にここ数年は仕事中心で
そこで果たそうとしてきた
ビジョンもミッションも何も
達成してないのに。

そもそも、自分が本当に
やりたいこと、やってて幸せなこと
忘れてないか???

そんな心境での昨日の業務。

お客さまがヘアセットを
とても気に入ってくださいました。

作品撮りで自分の技術への
自信が落ちていたところなので、

とてもほっとしました。

そして、気に入った髪型で
息子さんの結婚式に出られる
お母さまの気持ちを想像してみました。

嬉しい。
慶び事の日が、
更にわくわくする日になる。

その“わくわく”を作るのが
私の仕事じゃなかったの?

一般のお客さま、
モデルさん、タレントさん

どんな方でも

その人ならでは良さを
存分に引き出して

その人らしい表情で
儀式やイベント、撮影に臨める

顔立ちより顔つきを変える
ヘアメイクが私の仕事。

だとしたら、写真を見て
「このヘアメイク凄い!」なんて
思われる必要はないはず。

素敵なモデルさん、
素敵な写真に見えさえすれば。

それよりもヘアメイクの技術が
前に出た時点で

私の仕事ではなくなってしまう。

あぁ、そういうことだ…

朝が早かったので
仕事が終わってから
モーニングを食べながら
悟りを開いたのでした。

若い世代に憧れを抱かせる
カリスマ的なアーティストも
業界のためには必要だけど、

それは私ではないみたいです。

何故、この仕事を始めたか。
久しぶりにゆっくり考えて

初心に戻ろうと、
勉強用にメイク雑誌を買って
帰路に就いたのでした。

問題?の作品のひとつがこちらです。



Photo:金城佳一
Model:横関友希
Styling:明石苑子
Hair&Make:山中真由美










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11:19  |  ヘア&メイク  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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